下痢に効くツボ
復溜(ふくりゅう)

復溜は、足の少陰腎経という経絡に属しているツボです。復溜は、水分を体の外に出す効果があります。そのため、浮腫やお腹の張り、腰背部の痛み、腎炎や咳、耳鳴り、寝汗、足の冷えなどの症状の改善が期待できます。あまり汗をかかない体質の人にもお勧めです。
復溜を見つけるのは簡単です。内側のくるぶしのいちばん出ているところに薬指がくるように指を揃えて置きます。人差し指の端の高さで、アキレス腱の前側のくぼみに復溜があります。押すと痛みがあるため、わかりやすいツボです。ゆっくりと行うのがポイントです。湧泉(ゆうせん)や足三里(あしさんり)と一緒にツボ押しするとさらに効果が期待できます。冷えを感じていれば、お灸を併用するのもおすすめです。

梁丘(りょうきゅう)

梁丘は、太ももの前面にあるツボです。膝蓋骨の外縁から指3本ほど上にあります。押すときは、膝を曲げて椅子に座り、両手で包み込むようにして親指で押します。3?5秒ほどかけてゆっくりと押しましょう。締め付けられるような強い胃の痛みがあるときは、親指で強めによりゆっくりと時間をかけて押すことお勧めします。

温溜(おんる)

ストレスによる神経性下痢に

ひじと手首の真ん中にあるストレス性の下痢に効くツボ。普段から緊張やストレスが多く、腸の状態が不安定となっている人の腸の働きを改善します。

手首を曲げたときにできる横シワとひじまでの距離のちょうど半分の場所にあります。ツボが見つかったら、腕を上からつまむようにしてツボに親指を当て、骨から押し上げるように。

裏内庭(うらないてい)
速効で下痢を止めたいときに

足の裏の人差し指あたりにある下痢止めのツボ。急な下痢が起きたときに押すと、即効性があります。エアコンなどで急に冷えたり、ストレスで下痢になったりしたときには押してみましょう。

足の裏の人差し指の付け根の少し中指寄りにあります。急な下痢の場合に押すのもよいですが、ツボにお灸をして温めるのもよいでしょう。

腹瀉点(ふくしゃてん)
下痢を緩和したいときに

別名・下痢点ともよばれる下痢の緩和に役立つツボ。下痢になってしまったあと、急な痛みに我慢できないときには、押してみましょう。

手の甲の中指と薬指の骨の間にあります。中指と薬指の骨の間を手首側に沿って、骨が交わる部分のくぼみの少し上にあるのが腹瀉点。親指と人差し指で手を挟んで、親指をツボに当てて押します。

大巨(だいこ)
慢性の便秘症・下痢症に効果を発揮

  へその下にあり、胃腸を本来の働きに戻すツボ。慢性の便秘によく効くとされるので、便秘症の人は直接刺激してみるとよいでしょう。へそから指幅3本分下がったところの左右にあります。へその下に人差し指を当て、指3本分下がったポイントを見つけ、そこからさらに指2本分の左右のポイントが大巨のツボ。中指の腹をツボに当てて、体の中心に向かってやさしく押します。

大腸兪(だいちょうゆ)
下痢にも便秘にも効果を発揮

  背中の腰辺りにある腸の働きを正常化するツボ。食あたりや冷え、ストレスなどさまざまな原因による下痢や便秘改善に役立ちます。背骨と左右の骨盤のラインが交わるところにあります。背骨に沿って親指で上から下にたどっていき、骨盤とぶつかった左右のポイントが大腸兪のツボです。ツボを見つけたら、体の中心に向かって押します。