三陰交(さんいんこう)

足の内くるぶしから指4本上で脛(すね)内側の押すと少し痛いところです。
左右1分前後刺激します。内くるぶしの一番高い所に小指を置き、指幅四本分上がったところに三陰交があります。表面が周りよりも凹んでいたり、押すとズーンと響く痛みがあるかもしれません。それがわからなくても、ツボは500円玉くらいの範囲で存在するといわれてるので、大まかに取穴できれば大丈夫。お灸がなければ、カイロや足湯で温めてもOK。一番大切なのは継続することです。
中極(ちゅうきょく)
中極はおへそから「親指」幅4本分下に位置します。
また、恥骨の上縁から指幅2本分上にツボをとることも可能です。探しやすい方で試してみましょう。
あまり強く押さず軽めに皮膚がへこむ程度でも十分効果が期待できます。
「尿失禁」「ED」「生理不順」「生理痛」「坐骨神経痛」等に効果があります。
中封(ちゅうほう)

気分の落ち込み・憂鬱感・不安の解消など、神経症によく効果のあるツボです。また、血液の流れを調整して、腰の痛みを予防してくれます。ぎっくり腰などの腰痛、背中の真ん中の痛み、足関節痛、胃酸過多、泌尿器系の疾患、アトピーの予防、のぼせ・ほてり・冷え性で眠れない時、精力減退などに効果があります場所は、足首にある内くるぶしの骨から2センチほど(指1本分)前寄りの場所、足首を内側に曲げるとくぼみができる部分です

夜尿点(やにょうてん)

夜尿点というツボは、手のひら側から見て小指の第一関節のちょうど中央にあるツボで、こどものオネショにも効果的です。もちろん子供だけではなく大人にも有効で、刺激することで排尿のコントロールが改善されます。親指をツボにあてて、左右各1〜2分程度、押し揉むとよいでしょう。

腎兪(じんゆ)

腰のくびれに両手を置いたときに、親指が当たる場所にあります(背骨の真ん中から、約指2本分、左右に移動した場所が目安です)。約5秒間、ゆっくり押すのを5回繰り返しましょう。腰痛があると、押したときにコリコリした感触がすることも。