桃核承気湯 【第2類医薬品】
桃核承気湯 15日分 3,000円 税込3300円 店頭にて
販売
桃核承気湯 30日分 5,800円 税込6380円
●「桃核承気湯」は、漢方の代表的な駆オ血剤[クオケツザイ](オ血をとる薬方)です。
日頃、丈夫で便秘がち、のぼせが強くて足腰が冷えるような人の場合に使用します。
オ血とは微少血管の血流がわるくなって停滞することを言いますが、俗に“血の道”などとも言われ、婦人の生理異常、外傷や打撲、炎症、種々の原因によるうっ血などで起きるものです。
●比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな方の月経不順、月経困難、月経時や産後の精神不安、便秘、腰痛などに効果があります

成分

成人1日の服用量3包(1包1.8g)中
桃核承気湯エキス粉末・・・1,875mg
〔トウニン3.75g、ケイヒ3.0g、ダイオウ2.25g、カンゾウ1.125g、乾燥硫酸ナトリウム0.75gより抽出。〕
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有する。

効能

比較的体力があり、のぼせて便秘しがちなものの次の諸症:腰痛、月経不順、月経困難症、月経時や産後の精神不安、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回1包
15才未満7才以上・・・1回2/3包
7才未満・・・服用しないこと

添付文書

血流をよくしてイライラや不安感を鎮める

漢方では、血行障害やうっ血など、「血(けつ)」※の巡りが悪くなった状態を「オ血(おけつ)」という概念でとらえています。「桃核承気湯」は体力が中等度以上でがっちりタイプの、「実証」の人に対する「オ血」を改善する代表的な「駆オ血剤(くおけつざい)」です。
のぼせ気味、便秘がちで、「気」という体をめぐるエネルギーが違った方向に流れる「気逆(きぎゃく)」をともなう人に向きます。
月経不順や月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安のほか、腰痛、痔、打撲などに用いられます。高血圧の随伴症状の頭痛・肩こり・めまいの改善にも用いられます。

※「気・血・水」は、不調の原因を探るためのものさしです。
漢方では、私たちの体は「気・血・水」の3つの要素が体内をうまく巡ることによって、健康が維持されていて、これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてくると考えられています。
「気(き)」:目には見えない生命エネルギーのこと。「元気」の気、「気力」の気、「気合い」の気。「自律神経(体の機能を調整する神経)」の働きに近いとされています。
「血(けつ)」:全身を巡ってさまざまな組織に栄養を与えます。主に血液を指します。