防己黄耆湯 ぼういおうぎとう 【第2類医薬品】
防己黄耆湯
ぼういおうぎとう
15日分 4,050円
税込4455円 店頭にて
販売
防己黄耆湯
ぼういおうぎとう
30日分 7,900円 税込8690円

肥満や汗っかきで疲れやすい方向けの漢方薬「防已黄耆湯」

漢方では、飲食物から「気」「血(けつ)」がつくられ、体のすみずみに運ばれて体を動かしていると考えます。一般に胃腸が弱い方では、飲食の過剰はなくても、体が処理しきれずに余るため肥満となります。そこで、「気」を補い、胃腸のはたらきを高めるとともに、余分な「水(すい)」の排出を促します。「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」は、消化吸収を助けながら、余分な「水(すい)」をとり除き、全身の機能を高める医薬品です。胃腸がきちんと機能することによって、体に必要なエネルギーをつくり出し、消費することができるようになります。また、余分な「水(すい)」を排泄することで、体をひきしめ、水太りやむくみ(浮腫)を改善することができるお薬です。

また、「防已黄耆湯」は一般的に多汗の方にも有効な医薬品です。多汗になる原因も肥満と同様で、体の水分バランスが乱れるために、体が発汗異常を起こしてしまう状態なのです。そのため、体の水分バランスを整えることで汗が抑えられます。また、ひざの痛みや関節の痛みの元も、体の水分バランスの乱れによるもの。このタイプの方は、もともと水分を体に溜め込みやすい体質なので、日頃から冷たいものを食べ過ぎたり、水分を摂り過ぎたりしないように注意して、水太りや関節のケアを意識しましょう。

効能・効果

体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症:肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15才以上) 1包 3回
15才未満7才以上 2/3包
7才未満4才以上 1/2包
4才未満2才以上 1/3包
2才未満 服用しないこと

用法・用量に関連する注意

小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

成分

【成分】本剤3包(4.5g)中
防已黄耆湯エキス 1,300mg(ボウイ・オウギ各2.5g、ビャクジュツ・タイソウ各1.5g、カンゾウ0.75g、ショウキョウ0.5g)

添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖

防已黄耆湯 中医学解説
【効能】 補気健脾・利水消腫・去風止痛
【適応症】 突然発生する浮腫(とくに顔面や身体上部)・発熱・悪風〜悪寒・体が重だるい・尿量減少などの風水の症候に、自汗・息切れ・元気がないなどの気虚の症候を伴う気虚の風水に使用します。舌質は淡白・舌苔は白・脈は浮軟。急に生じる関節痛や腫脹・全身が重だるいあるいは発熱・悪風などの風湿の症候に、自汗・息ぎれ・疲れやすい・元気がないなどの気虚の症候をともなう気虚の風湿に使用します。舌質は淡白・舌苔は白・脈は浮軟。気虚の浮腫・自汗。
【類方比較】 桂枝加苓朮附湯:手足の冷えが強く、水ぶとりでない場合に用います。(寒湿痔)
防風通聖散:肥満症で太鼓腹を呈し、筋肉のしまりがよく、便秘のある場合に用います。
【解説】

防已・黄耆・白朮・生姜は、利水消腫に働いて浮腫を軽減します。黄耆は止汗にも働き、補気健脾の大棗・甘草・白朮・黄耆は、元気をつけて機能を改善します。なお、防已黄耆湯を肥満に用いるのは利水消腫の作用を持っためです。からだの皮膚表面の働きが悪いため水分代謝がうまく行われず、体内の水分が停滞しそれがむくみとして現れたり関節に停滞したりします。白朮・甘草で消化器に滞った水を尿として流すことにより、水分代謝を改善し関節に水が集まるのを防ぎます。

【治療の現場から】 炎症のあるときは、効果がありません。麻杏ヨク甘湯、越婢加朮湯、ヨク苡仁湯などの消炎効果を持つものでなければ効果がありません。
便秘では無いけれどすっきり排便が出ないときは桂枝加芍薬湯を合方します
皮膚の色が白で筋肉がやわらかく水太りの人
※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。
【臨床応用】 急性および慢性腎炎・ネフローゼ症候群・感染性アナフィラキシー・心臓性浮腫・腎性浮腫で気虚の風水あるいは浮腫を呈するもの。変形性関節症・関節リウマチ・神経痛などで気虚の風湿を呈するのもの。多汗症にも用いる。
添付文書