麻杏ヨク甘湯 まきょうよくかんとう【第2類医薬品】
麻杏ヨク甘湯
まきょうよくかんとう
15日分 3,450円
税込3795円 店頭にて
販売
麻杏ヨク甘湯
まきょうよくかんとう
30日分 6,600円 税込7260円

特徴

関節や筋肉の痛みに

漢方の古典といわれる中国の医書『金匱要略[キンキヨウリャク]』に収載され、関節や筋肉の痛みに対して使用されている薬方です。

麻杏ヨク甘湯の処方構成

麻黄 杏仁 甘草 ヨク苡仁

運動した後などに汗をかいたまま風に長い間あたったり、あるいは長い間冷えたところにいると、からだに強い冷えが生じ水分代謝および血液循環が悪くなり、神経痛や腰痛などの症状が起こります。
麻黄・杏仁はからだの冷えを温め血液の循環をよくする働きがあり、甘草とともに関節などに停滞している水を取り除きます。ヨクイニンは水分代謝をよくし血液のほてりを鎮めます。また、甘草とともに痛みを緩和します。

効能・効果

体力中等度なものの次の諸症:関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎)

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15才以上) 1包 3回
15才未満7才以上 2/3包
7才未満4才以上 1/2包
4才未満2才以上 1/3包
2才未満 服用しないこと

用法・用量に関連する注意

小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

成分

【成分】本剤3包(4.5g)中
麻杏ヨク甘湯エキス粉末 1,600mg(マオウ4.0g、キョウニン3.0g、カンゾウ2.0g、ヨクイニン10.0g)

添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール

麻杏ヨク甘湯 中医学解説
【効能】 キョ風湿・解表・止咳平喘・止痛
【適応症】 風湿の表証:頭痛・頭が重い・軽度の悪寒・微熱・腰や背中あるいは全身のしびれ痛みとだるさ・運動障害などの症候があり、舌苔は白・脈は浮。
【類方比較】 麻黄湯:頭痛、発熱、悪寒などがあり、発汗傾向がまったくなく、急性の関節痛や筋肉痛を伴う場合に用います。太陽の傷寒)
ヨク苡仁湯:関節症状が本方より一層顕著で、慢性化している場合に用います。(湿痺)
桂枝加苓朮附湯:冷え症の傾向があり、四肢関節の腫脹、痺痛が一層顕著な場合に用います。(寒湿痺)
防已黄耆湯:疲れやすく、多汗、浮腫・関節の腫脹、痺痛などがある場合に用います。(気虚の風水証)
【解説】

麻黄・ヨク苡仁は、しびれ痛みを改善する(社風湿)。

甘草は、鎮痛によりこれを補助します。また、組織中の水分を血中に吸収して利尿作用により除き、浮腫を改善します(利水)。

杏仁もこれを補助し、麻黄は、表在血管を拡張して血行を促進します(通陽)。

甘草は、諸薬を調和し、胃腸を保護します。?苡仁も消化吸収を促進する働きがあります。また、?苡仁は、消炎に働き炎症をしずめる作用もあります。(清熱)。

【治療の現場から】

症状が慢性化しているときはヨク苡仁湯に変方します。
痛散湯は、麻杏ヨク甘湯に防已を加えたものです。

【臨床応用】 感冒・インフルエンザ・ねちがい・頸肩腕症候群・腰痛症・坐骨神経痛などで、風湿の表証を呈するものに使用します。
添付文書