製造元
中嶋生薬株式会社
京都府中京区二条通東洞院西入仁王門町29番地の2
TEL 075−231−2633
マタタビ         ( マタタビ科マタタビ属:落葉蔓性低木:花期 6〜7月)
別名:モクテンリョウ 木天蓼

分布・生育場所
科名:マタタビ科/属名:マタタビ属
和名:木天蓼(もくてんりょう)/学名:Actinidia polygama
日本全土の山地に自生する雌雄雑居性の落葉つる性植物。
朝鮮、中国、ウスリーに分布

採集と調整
マタタビのつぼみの頃か、花の開く直前に「マタタビアブラムシ」という小さな昆虫が、花の子房(しぼう)に産卵すると、花 後正常の形をした果実とはならずいわゆる虫こぶのようになります。
これを、生薬の木天蓼(もくてんりょう)と呼んで生薬として用います。
この虫こぶは秋に採取して、熱湯又は短期間蒸してから、天日で充分乾燥させて保存します。
マタタビの蔓(つる)を乾燥したものは、生薬で天木蔓(てんもくつる)といい、虫こぶでない実を乾燥したものは生薬で天木実(てんもくじつ)といいます。
用い方
通常2リットルぐらいの容器に水約600mlを注ぎ、本品10〜15gを入れて弱火で加熱し、沸騰後約10分、弱火で煮だし、熱いうちにガーゼまたは茶こしでカスをこしてください。これをそのまま又は冷やして数回に分けてお茶代わりにお召し上がりください

マタタビに含まれている注目の成分・・・
マタタビ酸
マタタビラクトン
マタタビオール
アクチニジン
ポリガモール
ビタミンA、ビタミンC

マタタビ酒:木 天蓼(もくてんりょう)200グラムとホワイトリカー1.8リットルにグラニュー糖かハチミツを適量加えて約三ヶ月冷暗所に漬け込みます。布でこしてから 1回量0.15グラムを毎日朝夕2回に分けて服用する。
その他
名の由来は、アイヌ語で呼ばれる、マタタンプが転訛(てんか)して、マタタビになったという
また、古名では、和多々比(わたたび)と呼び、ワタタビが転訛して、マタタビの名になったという説もある

古くから、猫にマタタビと言いますが、実際に猫がマタタビにじゃれる様子は異常なほどすごく、名前の由来は、長旅に疲れた旅人が、マタタビの果実を食べた ら元気が出て、「また旅」をしたということから名づけられたというマタタビ語源説があります。

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